2022年2月1日、ファミリーマート×ラーメンデータバンク共同開発企画第四弾が発売!
2021年9月より5回に渡り「自称日本一ラーメンを食べた男」としてメディアに取り上げられるラーメン評論家・大崎裕史さんと共に「なかなか食べに行けないお店」をテーマに、カップ麺化するという企画です。
これまで第一弾「利尻らーめん味楽本店監修 焼き醤油らーめん」第二弾「支那そばや監修 醤油らぁ麺」第三弾「麺屋剛監修 剛麺とんこつ味」をそれぞれ発売し、発売した最初の週のファミリーマート限定カップ麺の売り上げ数量第一位を獲得しています。
それに続く第四弾の今回は、「さんくるげ 辛いらぁ麺」です。
驚きの営業時間の【さんくるげ】
【さんくるげ】というお店は、2019年4月にオープンした福島県田村市滝根町にある行列の出来るラーメン屋さんです。
店名の【さんくるげ】とは、店主の佐藤じょうじさんの亡き母の口癖で「ひっくり返す」という意味の方言とのこと。
なんと営業時間は平日の7:00~12:00のみと、朝だけの営業となっており、今回も訪問最難関の店舗なのが伺えます。今回発売に至った「辛いらぁ麺」だけをやっているわけではなく、「塩らぁ麺」「生醤油らぁ麺」「たんたん麺」がお店のHPに載っております。
では、なぜ「辛いらぁ麺」が選ばれたのでしょうか?
「口福」が待っていたラーメン
ラーメン評論家の大崎裕史さんは【さんくるげ】のラーメンを『口福(こうふく)がまっていた』と評し、『全国のラーメン好きに知ってほしいお店』と紹介しています。そして今回の「辛いらぁ麺」を『シビカラウマが無限ループのように楽しめる』と語っています。
店主の佐藤じょうじさんは今回のカップ麺化に際し、『分かりやすく、しかも伝わりやすい味づくりを一番に考えており、スパイスや辛味・酸味の調和が特に大変でした』と語っており、分かりやすく伝わりやすい味という部分にこだわって「辛いらぁ麺」が選ばれたのが伺えます。また、これまでファミリーマート×ラーメンデータバンク共同開発企画の過去3回で辛いラーメンがまだ出ていなかったのも影響しているでしょう。
ちなみに佐藤じょうじさんはこの「辛いらぁ麺」をまかないで食べるときに、必ずパクチーを添えるとのこと。今回、カップ麺にはパクチーが付いていないので、興味がある方はパクチーを別で購入してチャレンジしてみてください。
カロリーと原材料
カロリー表はこちら。440kcalということで、カップ麺の平均的な数値におさめています。
チキンと醤油がベースになっており、そこに香辛料や醸造酢などで辛味や酸味を出しているようです。
アレルギー表はこちらです。
開封
容器の側面に「スパイスと酸味を利かせた醤油ベースの特製旨辛スープ!」との記載があり、その横に赤字で大きく「スープをよくまぜてください。」とあります。また、【さんくるげ】のお店のHPにも美味しい食べ方として「底からしっかりよくまぜる」とありました。
ここはポイントですね。
開けると大ぶりなねぎやにらと共に香辛料の香りがダイレクトにきます。結構粉末が多く感じるので、やはりよくかきまぜないと味にムラが出てしまいそうです。
実食
細麺を使用しているので、熱湯待機時間は2分と短め。
2分経ったらこちらの「特製スープ」を投入します。
「特製スープ」の見た目はラー油そのものといった感じ。サラッとした液体で粘度のないスープです。
よくかきまぜて完成。
この細麺はかなり完成度が高く、単純に美味い。スープもよく絡むし、スパイスが利いているのもあって油揚げ麺特有の独特な臭いがほとんど感じられませんでした。これはカップ麺は細麺一択か?と思わせるぐらい麺として素晴らしい出来でした。
スープはというと、スパイスが非常に利いた辛さが広がっています。ですので、辛いのが苦手な方はちょっと気を付けた方が良いレベル。ただ、適度な酸味が利いているので辛いけどやめられない!というあの境地に達する味です。
まとめ:辛いだけではなくまさに旨辛ラーメン
どちらかというと辛いのが苦手なわたしが食べてみた今回のさんくるげ監修「辛いらぁ麺」でしたが、そんなわたしでも美味さを感じる仕上がりでした。
ただただ辛い!というわけではなく、食欲をそそる酸味が適度に利いていたり、複雑なスパイスの辛さが非常に旨味を感じる一杯でした。
担々麺のような濃厚さは感じず、あっさりしていながらもコクを感じるような味に仕上がっております。店主の佐藤じょうじさんはパクチーを添えて、と語っていましたが、お好みで酢を入れても面白いかと思いました。
具材もねぎやにら、大きめのひき肉が入っており、食べ応えを感じる一杯。食べ終わった後は、辛さもあり体がポッカポカです。
ただ、辛いの苦手なわたしがかろうじて食べられたので、辛いの好きな方には少し物足りないと感じる方もいらっしゃるかも?わたしには結構辛かったです…。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本日もごちそうさまでした!
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