西武池袋線の大泉学園駅のホームから見える【麺屋 蕃茄】
わたしもずいぶん前に来て以来久々の訪問だったわけですが、のれんにあるように「濃厚つけめん」が売りで中でも看板メニューの「トマトチーズつけ麺」が当時衝撃でした。
それを思い出し。久々の訪問となったわけですが行ってみると時代と共に人気メニューが変わっているようにも感じました。
早速いってみましょう!
つけ麺ファンに人気の名店
【麺屋 蕃茄】はつけ麺ファンからの支持が多く、中には日本一と称する人も。都心から少し外れた場所ですが長いこと営業を続けており、いまだに行列が出来るほどのお店です。
店名は難しい漢字を使っておりますが、「ばんか」と発音します。実はこの漢字は野菜の「トマト」を意味するとのこと。これはもともと中国語のようですが、「蕃」は外国という意味で「茄」はナス(トマトはナス科)という意味だそうです。いわば西洋から来たナスという意味ではないでしょうか。
そんなこんなで店名にトマトを掲げるお店なので、冒頭に挙げた「トマトチーズつけ麺」を看板に掲げてオープンしたお店というのは想像に難くないところです。
メニュー
メニューは店外にも出ています。
看板メニューのつけ麺は、「濃厚魚介つけ麺」「濃厚煮干つけ麺」が共に850円(税込)で「トマトチーズつけ麺」が930円(税込)の3種類です。ちなみにつけ麺は並盛が200gですが、300gの大盛にも無料で変更可能です。それ以上食べたい方は+100円(税込)でW盛に、300円(税込)で特別仕様に変更可能。
ラーメンも提供があり、「中華蕎麦」が780円(税込)で「濃厚煮干中華蕎麦」が800円(税込)の2種類です。こちらは並盛150g、大盛225gですが大盛にするには+100円(税込)かかり、特別仕様が+300円(税込)です。
具だくさんまぜそばは850円(税込)で、つけ麺と同じく並盛200g、大盛300gでやはりこちらも大盛無料。
つまり、つけ麺とまぜそばは大盛無料なので店員さんに食券を渡す際に伝えるシステムですが、中華蕎麦は大盛が有料ですので蕎麦大盛券の食券を別で購入する必要があります。
蕃茄流つけ麺の食べ方
店内はL字型のカウンターのみの座席で、三河屋製麺の麺箱が積まれています。
そして席に座るとおすすめのつけ麺の食べ方が貼られています。色々なトッピングで味変をする方法などが書いてあります。そして店員さんに言えば熱盛りにも出来るようです。そしてお申し付けくださいの箇所に
- 割りスープ
- W盛り以上のつけ汁追加
- つけ汁の温め直し
- 苦手食材を抜きます
- 紙エプロン
- ヘアゴム
お気軽に声掛けてください、とのこと。逆に言えば、W盛り以上でないとつけ汁の追加は不可、ということですね。
トマトチーズつけ麺(930円税込)
いよいよ久々の再会です。
大盛無料なのでせっかくなんで大盛にしました。
つけ汁はドロドロ系でトマトがすでに入っており、どっさりと粉チーズが入っております。
麺は中太ストレート麺で全粒粉特有の斑点が見受けられます。ドロドロ系のつけ汁なので麺によく絡みます。肝心の味はイタリアン!といった印象。つけ麺にトマトチーズって合うの?という先入観を一瞬で打ち砕くほど意外にも合います。イタリアンのつけ麺といった感じ。
つけ汁自体は甘みがあるように感じますが、トマトの酸味を割と強く感じます。
チャーシューもつけ汁に浸して食べると濃厚ながらトマトのさっぱり感もあって美味いです。
全体的に濃厚なつけ汁にチーズも入ることによって更に濃厚でドロドロ感も増します。しかし、トマトのおかげでしつこくなく、絶妙なハーモニーを感じます。
濃厚魚介つけ麺(850円税込)
トマトチーズつけ麺は看板メニューでありながら言ってみれば変化球。つけ麺ファン絶賛のメニューは王道のこちらの方だと思います。
こちらにもトマトは添えられてますが、つけ汁にはトマトは入っておりません。
つけ汁は、やはりドロドロ系でトマトと粉チーズが入っていない分ネギが目立つ見た目です。
先ほどのトマトチーズつけ麺ではつけ汁のインパクトを前面に感じましたが、こちらの濃厚魚介つけ麺はいわば王道のつけ汁の味。それによって麺の美味さを凄く感じます。全粒粉のおかげで麺自体に小麦感を感じ、もちもちした食感と相まってたまらなく旨味を感じます。
つけ麺ファンには響くだろうという、王道!の言葉がぴったりなつけ麺だと思います。
まとめ:実は人気メニュー?まぜそば
大泉学園で長らく営業をしており各地からつけ麺ファンがかけつける【麺屋 蕃茄】はいかがでしたでしょうか?
やはりトマトチーズつけ麺はぜひ食べてもらいたいつけ麺です。なかなかほかで味わうことの出来ないイタリアンつけ麺で、酸味がなんとも言えない旨味をもたらしてくれます。ただ、やはりちょっと苦手だな、という人もいるメニューではあると思います。
濃厚魚介つけ麺は王道!と記しましたが、このメニューに関してはつけ麺ファンならこれ頼んでおけばハズレはないという味です。チャレンジしてみたいならトマトチーズつけ麺、万が一にも外したくなければ濃厚魚介つけ麺をおすすめします。
ここで、久々にお店に出向いてみて気づいたことが。店内の男性のまぜそば注文率が以上に高かったです。ピークタイムをずらしていったのですが、誇張なしでわたし以外のお客さん全員がまぜそばでした。これはリサーチ不足。時代と共にまぜそばが一番人気になっている可能性ありです。
次はまぜそばをご紹介したいと思います!でも中華蕎麦も食べてみたいなぁ…。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本日もごちそうさまでした!
店舗情報
住所 東京都練馬区東大泉5-41-22
アクセス 西武池袋線大泉学園駅南口より徒歩1分
TEL 03-3922-5201
営業時間 11:00~20:00 ※最新の営業時間はお店にご確認ください
定休日 火曜日
席数 14席(カウンターのみ)
駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
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