どん兵衛きつねうどん45周年!史上最極もっちもち麺と通常どん兵衛を徹底比較

カップ麺

2021年11月15日、「日清のどん兵衛」が発売45周年を記念し、【日清のどん兵衛きつねうどん45周年記念プレミアム史上最極もっちもち麺】を発売しました。

同商品は2020年11月16日に発売された【日清のどん兵衛限定プレミアムきつねうどん史上最もっちもち麺】を、発売45周年を記念して復活させたもの。お餅のような特性を生み出すことで知られる希少なもち小麦を原料の一部に配合し、即席のカップ麺としては超異例の8分の待ち時間で「8分どん兵衛」の愛称で愛された商品。

今回は通常のどん兵衛(東日本限定)と徹底的に比較してみたいと思います。

パッケージ比較

サイズ感が全く一緒の商品を選びました。

通常バージョン(今回は東日本限定)の方は、「コクと旨みのWだし 本鰹×宗田鰹」の表記に対して8分どん兵衛の方は、「たどり着いた究極の麺 (もち小麦)使用」となっています。もち小麦は小麦粉に占める割合が30%とのこと。

熱湯待機時間は5分と8分。お湯の目安量が通常410mlなのに対して8分どん兵衛は430ml。このあたりは待機時間が違う分、麺がお湯をより吸うからでしょう。

原材料とカロリー比較

通常どん兵衛(東日本限定)
8分どん兵衛

原料の比較。「油揚げめん」の項目を比較すると通常の東日本限定の方はこんぶエキスと糖類があるんですが「8分どん兵衛」には入っていません。逆にでん粉は「8分どん兵衛」の方にのみ入っています。

そしてスープですが、通常の東日本限定の方はパッケージにもありました通りかつおぶし調味料の他に魚粉(そうだかつお、にぼし、かつお)が入っておりWかつおだしになっております。対する8分どん兵衛はこんぶ粉末、こんぶ調味料が入っているので昆布だしのようです。

内容量は通常の東日本限定の方は96g(めん74g)に対して8分どん兵衛は82g(めん60g)と全く同じサイズにも関わらず8分どん兵衛の方が量が少ないです。

通常どん兵衛(東日本限定)
8分どん兵衛

スープは同じ23kcalですがやはりめん・かやくが通常のどん兵衛の方がカロリーが高いです。なんだかもっちもちの麺を使っているだけに8分どん兵衛の方がカロリーが高そうですが、ちょっと意外ですね。

通常どん兵衛(東日本限定)
8分どん兵衛

アレルギー物質の成分表は全く同じ。全体的に量が違うのでそれぞれの量はそのまま数字に出ている印象ですが、スープの食塩量だけ8分どん兵衛の方が多いという結果に。

お湯を入れる前比較

左が通常どん兵衛(東日本限定)、右が8分どん兵衛

開封すると当然ながら粉末スープは違う種類の小袋が入っています。

通常どん兵衛(東日本限定)
8分どん兵衛

七味が通常どん兵衛の方は「赤唐辛子華やぐ彩り七味」なのに対して、8分どん兵衛の方は「和山椒で香り華やぐ彩り七味」になっています。

左が通常どん兵衛(東日本限定)、右が8分どん兵衛

粉末スープを開けた状態。若干ですが8分どん兵衛の粉末スープの方が色味が濃い気がします。麺ですがやはり8分どん兵衛の方が太くて緩やかな印象です。

出来上がり比較

左が通常どん兵衛(東日本限定)、右が8分どん兵衛

七味の違いは見た目ではそこまでわからないですね。しかしこの時点で麺の違いは一目瞭然です。

通常どん兵衛(東日本限定)、
8分どん兵衛

かつおだしと昆布だしの色味がそのまま違いに出ています。

左が通常どん兵衛(東日本限定)、右が8分どん兵衛

明らかに麺の太さに差があります。厚みもだいぶ違いますね。こうして比較してみると通常の方の麺ってこんなに薄かったっけ?と感じました。

実食比較

通常どん兵衛(東日本限定)
8分どん兵衛

こうして食べ比べてみると通常のどん兵衛ってこんな麺だったっけ?ということに気づかされます。うどんと呼ぶにはちょっと心許ない麺に見えてしまいます。

左が通常どん兵衛(東日本限定)、右が8分どん兵衛

通常の方は向こうが透けるぐらいの厚みですね。対する8分どん兵衛はしっかりうどんと呼べるクオリティに感じます。

気になる8分どん兵衛の食感ですが、非常に弾力があってもっちもち。これは比べて食べてみるとだいぶ違いが分かります。ただ通常のどん兵衛の方の食感もズルズル食べやすくて好きな方も多いと思うので、これはこれでもちろん悪くはないです。8分どん兵衛の方が一般的なうどんに近いという感じでしょうか。

味はもちろんどちらも文句なし。食べ応えは麺の量のせいもあって通常の方があります。だしに関しては8分どん兵衛の方が若干薄味に感じます。

まとめ:期間限定なのがちょうど良いのかも

8分どん兵衛の完勝!という形になると思っていましたが、正直必ずしもそうとは言えないです。8分どん兵衛が素晴らしい商品なのは大前提としてあえて通常のどん兵衛の肩を持った書き方をします。

確かにもっちもちの弾力を感じる麺は、乾麺でこれが出来るとは凄い!と思いましたが代償として待機時間8分というのは、やはり即席めんとしてはマイナス。果たして8分待ってまで食べたいクオリティだったかというのは個人の好みの話になると思います。

麺も果たしてそこまで普通のうどんに近づける必要があるのか?というと必ずしも必要とは言い切れません。というのも、今回食べ比べをしてみて気づいたんですが、通常のどん兵衛ってもはやうどんと呼べるのか難しい形状の麺です。それはもはやうどん云々関係なく「どん兵衛」というジャンルの麺といった感じ。そしてその麺が好きな人も数多くいるという事実。

以上のことを踏まえると8分どん兵衛は記念の期間限定でちょうど良いのではないか、というわたしなりの結論に至りました。だっていつものどん兵衛で十分美味しいもん!

とは言え、8分どん兵衛のもっちもちの麺は今しか食べられないのも事実。これは一度は食べておくべきだとは思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

本日もごちそうさまでした!

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