いよいよ第二弾です!
ファミリーマートと情報サイトの運営やグルメイベントを企画するラーメンデータバンクが共同開発をしたカップ麺シリーズを2021年9月より5回に分けて発売する企画。
9月に発売された第一弾は【らーめん味楽】で今月10月26日より【支那そばや監修 醬油らぁ麺】が発売となりました。
早速食べてみましたのでご覧ください!
支那そばや
自家製麺、厳選素材など、今では当たり前のように語られるようになりましたが、その火付け役とも言われているのが支那そばや創業者の言わずと知れた「ラーメンの鬼」佐野実氏です。惜しくも2014年4月に多臓器不全で亡くなられてますが、佐野氏の熱い情熱の火を絶やすことなく、今日まで超人気店として名を落とすことなく営業しています。
支那そばやは創業1986年(昭和61年)8月6日。「ラーメンの鬼」の異名がつく理由は徹底したラーメンへのこだわりです。
- スープは世界中の地鶏を試し、それぞれの良いところを出すため、日齢を調整した上で独自に掛け合わせ、スープ専用の地鶏を開発。そこに佐野氏自ら全国を歩いて探し求めた厳選素材30種類以上を使用したまさに至高のスープ。
- 麺は当時ほとんどのお店が製麺屋さんに頼んでいたのに対して『なんでスープは自分で作るのに麺はなぜ作らないのか?』との想いから自家製麺に着手。国産小麦を独自に掛け合わせた「支那そばや御用達粉」をはじめ、様々な小麦をブレンド。コシの弱さを補うためにジェファー液(クロレラエキス)を配合。麺に使うかん水はモンゴル産。
- 具材は三種類の豚を掛け合わせた「三元豚」をはじめ、金華豚などの限定チャーシューなど佐野氏のネットワークをフルに活用した具材。
と、まあ一から十までこだわりぬいて作っているラーメンです。細かなところを挙げるときりがないのでこのぐらいで。
「支那そばや監修 醬油らぁ麺」(228円税込)
今回のファミリーマートとの共同開発の企画で、ラーメンデータバンクの大崎氏が真っ先に【支那そばや】監修商品ができないかと思ったほど大好きなお店とのこと。
これまで「佐野実氏監修」商品は発売されてきましたが、意外なことに「支那そばや監修」としては初の試み。麺には【支那そばや】には欠かせない「ジェファー液」(クロレラエキス)を使用し、なめらかさとしなやかさを追求。スープは豚と鶏のバランスにこだわったそうです。
シンプルな味だからこそ難しく。化調風味が強く出ないよう、【支那そばや】店主佐野しおりさんより希望があったそうです。
実食
いよいよ実食です。
「想」の一文字が大きく映し出されている想いのつまったパッケージです。見落としがちだけど〈カップの底までよくかき混ぜてください。〉この文字がある場合、よく下からかき混ぜないと最初薄くて後で濃くなるラーメンになってしまいますので要注意です。待機時間は4分!
後入れの液体スープ。
チャーシューを意識したであろう具材がかなり多く見受けられます。お湯を入れて4分待ちます。
出来上がりです。底からよくかき混ぜたので具材が下に行ってしまいましてすみません。
今回こだわってジェファー液(クロレラエキス)を配合した麺です。ノンフライ麺使用でややちぢれが強めな中細麺。
ジェファー液の主な効用としては
- 麺にコシが増し、延びにくい
- 麺の茹で時間を短縮できる
- かん水の独特の臭いなどの脱臭効果がある
とのこと。
実際食べてみた感想としては、これはちょっと驚きでした。わたしが感じているカップ麺のノンフライ麺のイメージを超越しています。ジェファー液の影響なのか本当になめらかさとしなやかさが出ています。カップ麺ではあまり感じることのない麺の旨味みたいなものを感じました。生麺に近いと言っても過言ではないかも。
スープ。シンプルな味で特筆すべき部分は難しい味なのですが、醤油感と出汁の甘みの味のバランスが非常に良い。言うなれば飽きの来ないクセになるスープ。食べ終わった後もちょこちょこスープを飲んでしまうあの感じです。
カロリーや原材料
意外に低カロリーです。しかも麺とかやくのカロリーが低め。ちなみにこちらが代表的なカップヌードルBIGのカロリー表です↓
支那そばやが1食93gでカップヌードルが1食101gの違いはありますが、それを差し引いても支那そばやの367kcalというのは低カロリーに感じますね。カップヌードルは457kcalなので。
ちょっと見にくいかもしれませんが、こちらが原材料表です。
まとめ:麺の食感は食べてみる価値あり
やはりカップ麺ですので、どこまで本物に近づけているかという部分に関しては賛否両論あると思いますが、麺に関しては食感やのど越しが特徴的なのでラーメンファンには味わっていただきたい一品に仕上がっています。
シンプルなラーメンほどスープにしても再現するのが難しいんだろうなというのは感じました。特に【支那そばや】のラーメンは、前述の通りかなり素材にこだわり抜いて作っていますので全部が全部カップ麺で再現できるほど簡単ではないでしょうけど、少なくとも企業努力はものすごい感じた商品でした。
期間限定発売ですので、見つけたらぜひ買ってみてください。
本日もごちそうさまでした!
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