今回、【麺屋 彩未】監修のカップ麺に手を伸ばしたのには訳があります。
ある番組で『ラーメンに人生をかけている』と語っているバイオリニストの葉加瀬太郎さんが『宇宙一好きなラーメン』として紹介したのが【麺屋 彩未】でした。
宇宙一?しかも味噌ラーメン?ということですごく気になってはいたんですが、北海道のお店なので関東在住のわたしに簡単に行けるわけもなく。
と、思っていたらコンビニでカップ麺発見!
すぐ購入して小躍りしながら帰ってまいりました!
リニューアル発売
新鮮に取り上げていますが、実はこの商品は2015年10月に発売されている商品。そして今回2022年1月31日にリニューアル発売したとのことです。今回のリニューアルで変わったのは麺質の均一化を図ったことや自社製のラーメン出汁を使用したことなどが挙げられます。
リニューアルされた麺ですが「生麺ゆでてうまい製法」というそのままの名称がついている製法です。生の麺をゆで、独自技術で乾燥することによってお湯を注ぐだけで生麺のようななめらかさとコシがあり、箸で持ち上げた際に重量感のある麺を実現した、とのことです。この技術は特許をとっております。
純すみ系のお店
【麺屋 彩未】は、2000年11月3日創業。店主の奥雅彦さんが札幌の名店【すみれ】の味に感動し、【すみれ】で7年修業したのちに札幌豊平区美園の地で開業したとのこと。いわば【すみれ】からの暖簾分けの純すみ系です。
純すみ系とは言え、同じ味を再現しているのではなく生姜を駆使した独自の味噌ラーメンを確立しているとのこと。
しかし、【すみれ】が大好きなわたしとしては否が応にも期待が高まります。
原材料とカロリー
調味料に純すみ系らしく、ラードを使っております。このあたり、ラードを使って熱を閉じ込めていた【すみれ】のラーメンを思い出します。
他にも野菜エキス、こんぶエキスなどで単調な味噌にならないよう出汁感を再現していそうです。
カロリーの比率としてはやはり味噌ラーメンということで、スープのカロリーが高めに感じますが、総カロリーは453kcalと平均的な数値におさめています。このあたりはさすがだな、と思います。
アレルギー成分表はこちら。
開封
いよいよ開封です。
開封すると4つの小袋が入っていました。かやくが2種類に液体スープと粉末スープがが1種類ずつです。
噂の麺がこちら。一見すると違いがよく分からないですが伸びやかなストレート麺のような印象です。
まずはかやくを麺の上に出します。内容は味付鶏挽肉、焼豚、メンマ、ねぎです。
お湯を入れたらフタの上で液体スープを温めます。
実食
熱湯待機時間は5分。
5分待った後、まず液体スープを入れます。この時点で味噌の良い香りがしてきます。
続いて粉末スープを入れますが、割と強めの生姜の香りがします。
よくかき混ぜて完成です。濃厚な味噌を想像していたので思ってたより透き通ったスープの見た目に少し驚きました。
味は濃厚というよりは生姜が強くコショウも効いていてシャープな味噌という印象。これだけ生姜が印象的な味噌ははじめてかもしれません。
そして噂の「生麺ゆでてうまい製法」の麺。これは驚きでした。本当に弾力がありもちもちの麺で、一番の驚きが麺にしっかりとスープの味がのっているということ。これは言葉は悪いですが、下手なラーメン店より良い麺に感じました。
これはただのノンフライ麺というにはあまりに出来が良すぎる!
まとめ:生姜が効いたシャープな味噌!麺の出来が素晴らしい
今回、ラーメン通の葉加瀬太郎さんが『宇宙一好きなラーメン』と公言する【麺屋 彩未】監修のカップ麺ということで心躍らせて食べさせてていただきましたが、想像とは違いました!もちろん悪い意味ではないです。
具体的に言いますと、やはり純すみ系ということで【すみれ】の味噌ラーメンを想像しながら食べたんですが、作っている最中に別物だと気づきます。それは何でか?と言えばやはり生姜の存在です。
【すみれ】と言えば、濃すぎると感じた人には薄める用のスープの用意があるほどに濃厚なスープが特徴ですが、今回食べた【麺屋 彩未】のカップ麺に関しては濃厚というよりは生姜のキレを前面に感じるシャープな味噌ラーメンでした。カップ麺とはいえ、【すみれ】のDNAを持ちながら独自のエッセンスを足してオリジナルの味を追求しているというのが分かる味です。
これは本店のラーメンも食べてみたくなります。
そして「生麺ゆでてうまい製法」による麺。これは絶品です。弾力も乾麺でなかなか感じることができないレベルですし、スープの味をしっかり吸っているのが一番の驚き。これは凄い麺で素晴らしいので食べた事ない方は一度は食べてもらいたい麺です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本日もごちそうさまでした!
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