川越大勝軒(本川越)/つけ麺のある永福町系大勝軒

ラーメン

今年は色んな大勝軒に行ってみたいという野望を掲げながら久々の訪問になってしまいました。

今回ご紹介するお店は東池袋系の流れとは別の「永福町系」の大勝軒である【川越大勝軒】です。

「永福町系」といえば色々と特徴はありますが、やはり一番の特徴は大きい器に通常のラーメンの2倍はある麺。これが一番の特徴ではないでしょうか。

そしてこちらの【川越大勝軒】は、本店にない「つけ麺」がありました。そちらも併せてご紹介します。

はじめに申し上げておきますが、こちらのお店は朝からランチのみの営業ですのでご注意ください。

それではいってみましょう!

メニュー

昔ながらの中華屋さんといったのれんに迎えられます。

そして店外に年季の入ったメニューが出ていました。ちなみにオープンは2010年11月とのこと。

やはり通常が2玉となっているので、「永福町系」の流れを感じます。そして値段が安い!本店の方は、とにかくラーメン屋で使わないような高級素材を使ってラーメンを作っているということもあり、価格設定が高めというのは以前ブログで述べましたがそれを考えると材料は独自のルートのようです。

と思ったら店内に看板が掲げられていました。鰹節や煮干しなどの扱いをしている「武州川越 轟屋」より厳選素材を仕入れているようです。高級素材を使っているというのももちろん良いですが、地元のお店から素材を仕入れるというのも地域密着という感じで良いですね。

しかし、外のメニューにはつけ麺の表記がありませんでした。

と思ったら食券機にはありましたつけ麺。しかし通常のメニューは色付きで分かりやすくなっていますが、右下の方に食券のようにポツンとあります。というのも、調べたところによると、もともとつけ麺はやっていなかったようで、割と最近になってはじめたメニューのようです。

川越と言えば、近くにはつけ麺の人気店である【頑者】もありますので、つけ麺のニーズが高いのかもしれません。そのニーズに応えてはじめたのかもしれませんね。

店内の雰囲気

店内に入ると煮干しの良い香りがしており、ベテランの職人さんがラーメンを作って若い方が食券を受け取ったりラーメンを運んだりしていました。

椅子やテーブルなどが全て木や丸太をイメージしたものになっており、非常に雰囲気のある店内です。棚の上というのも木材のカウンターといった感じでそこに置かれるのも別段不思議なことでもないですが、一言断りの文言があるあたりに気遣いを感じます。

店内にものれんが掲げられており、なんだかブランド感を感じます。

つけ麺(950円税込)

まずはつけ麺(950円税込)をご紹介します。

写真は中盛サイズです。「永福町系」ならではのトレーで運ばれてきました。

つけ汁にはねぎと共に小さいチャーシューが入っていました。こちらのチャーシューはよく煮込まれているようで、味が染みて柔らかい食感です。

肝心のつけ麺の味ですが、少し酸味はあるものの、辛みや甘みはないように感じます。すごくあっさりした味で、出汁感も控えめな感じ。つけ麺好きな方は多少物足りない味かも?

中華麺(900円税込)

続きまして、やはり「永福町系」といえばスタンダードな中華麺ですね。

見た目はまさに「永福町系」といったもの。大きい器に大きいレンゲもそのままといった印象です。

永福町本店と違い、柚子は入っていませんでした。味は鰹節より煮干しが強く出ていて醤油感はちょうど良い感じ。

このお店で一番特徴的なのは麺でした。少し粘度を感じるような粉っぽさを感じる麺で、正直好き嫌いは分かれるかもしれません。もしかしたら2倍の量の麺なので、最後までのびにくいようにとかそういった理由からこういう麺が採用されているのかもしれません。確かに最後までのびずに、熱々のままキープされていたので、そのあたりは永福町本店と同じように感じます。

チャーシューはかなりスタンダードなタイプですが、サイズが大きいので食べ応えがあります。

永福町本店ではメンマにもかなり力を入れてましたが、こちらのはスタンダード。ただこれもなかなかのサイズが結構入っているので、食感のアクセントには欠かせないアイテムです。

まとめ

今回は珍しくつけ麺のある「永福町系」の【川越 大勝軒】にお邪魔しましたが、やはり売りは中華麺ですね。つけ麺に関しては本当にあっさりとした印象で、そこまで出汁感もないのでさっぱりとした物を食べたい時は良いですが、「永福町系」の良さは正直感じられないかもしれません。

中華麺に関しては、「永福町系」を食べ歩いている方からは少し違うと感じるかも。地元の素材を出汁に使うなど、地域に密着した形で一杯のラーメンを作っているので、高級素材を使った本店の味と違いが出るのはある意味当然のこと。このお店はその分価格が安いというのがあるので悪いとは言い切れないと思います。2杯分の麺でこの価格なので、凄くリーズナブルにお腹いっぱいになれるという点は非常に評価されるべき部分だと思います。

トレーであったり大きな器やレンゲなどはまさに「永福町系」といった感じそのもの。ただ、麺がねちょっとした印象なので、そこが食べる方によって評価の分かれるところかと思います。

わたしは少し煮干し感の強いこちらの中華麺も美味しくいただけました。

皆さんも近くにお立ち寄りの際は、ぜひ試しに食べてみてくださいね~!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

本日もごちそうさまでした!

店舗情報

住所    埼玉県川越市新富町2-25-8

アクセス  西武新宿線本川越駅より徒歩2分、東武東上線川越市駅より徒歩6分、JR埼京線川越駅より徒歩8分

TEL     非公開

営業時間  6:00~15:00 ※最新の営業時間はお店にご確認ください

定休日   不定休

駐車場   なし

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