衝撃のパッケージで思わず「ジャケ買い」してしまった今回の商品は明星から2021年12月20日発売の「麺とスープだけ 漆黒マー油豚骨ラーメン」です。
銀色にピッカピカに光る見た目と「麺とスープだけ」の文字がかなりインパクトがあります。しかし具材なしとはかなり思い切った商品です。
食べてみたので早速お伝えします。
麺とスープだけ 漆黒マー油豚骨ラーメン(248円税込)
実はこの「麺とスープだけ」シリーズは 2021年3月に「明星 麺とスープだけ 黄金鶏油(おうごんチーユ)中華そば」 として第1弾が発売されており、今回の漆黒マー油豚骨ラーメンで第2弾。
「麺とスープだけ」は、2020年3月28日に設立70周年を迎えた明星食品が「明星セレクション(MYOJO SELECTION)」というプロジェクトを立ち上げ、その一環として出した商品です。全社員からアイデアを募集する企画を実施したところ、社内公募で最も高い評価を得たのが「麺とスープだけ」ということです。
究極のかけラーメンをテーマに、こだわり抜いた麺とスープの美味しさだけを堪能してほしいのであえて具材は抜いたようです。
寒い季節に合わせ、深みのある濃厚な豚骨ラーメンです。
明星独自の製麺技術で作り出したバリカタ食感の極細ノンフライ麺と、黒豚エキスを配合したうまみが広がるまろやかな豚骨スープに、香り高い漆黒のマー油が表面に広がる、見た目と香りで食欲そそる一杯です。
「明星 麺とスープだけ 漆黒マー油豚骨ラーメン」(12月20日発売) | 日清食品グループ (nissin.com)
具材なしにしては少しお高めの料金設定のように思いますが、それだけ「麺とスープだけ」に力を入れた商品ということでしょうか。
明星独自のバリカタ麺とこだわりのスープの説明がこれでもかと踊っています。かなりスープに力が入っているのが伝わってきます。
「国産黒豚エキスのうまみをギュッと閉じ込めた液体スープ」と「5種類のポークエキスを使用した粉末スープ」と「香ばし仕上げの漆黒マー油」の3つのスープで深みのあるスープを作り上げたようです。
原材料とカロリー
こちらが原材料。内容量は112g(めん65g)
全体のカロリーはかやくがなくても他のカップ麺とほぼ変わりない数値です。
割合としてはスープのカロリーがだいぶ高い比率です。やはり本格的なスープにかなり力を入れているのがわかります。
開封
かやくがないので麺以外は3種類のスープのみです。スープは全て「後入れ」です。
麺は細麺。バリカタ仕様ということで、熱湯待機時間は1分となっております。
実食
「国産黒豚エキスのうまみをギュッと閉じ込めた液体スープ」 だけを入れた状態。少し白濁した油がぶわ~っと広がっていきます。
次に 「5種類のポークエキスを使用した粉末スープ」 を入れます。この時点で豚骨ラーメン独特の香りがしています。この状態でよく混ぜます。
最後に 「香ばし仕上げの漆黒マー油」 を入れるとようやく見た目に変化が出てきました。少し混ぜます。
かなりマー油の存在感が強いです。
スープはかなり力を入れているだけあって豚骨の独特のクセを若干ながら感じます。味としてはクリーミーな豚骨がマー油の香ばしさによってキレが出ており、コクのあるスープで美味い。カップ麺のスープとしてはかなりの出来だと感じます。
しかし一番驚いたのは麺。こんなに美味い麺がカップ麺でできるようになったんだ、と軽く衝撃を受けました。細麺でバリカタ仕様でいただく形ですが、麺がブツブツ切れてしまうこともなく、コシや小麦の風味まで感じます。これは凄い。
まとめ:明星はもはやラーメン屋出してほしい
今回の商品のクオリティを考えると、十分ラーメン屋を出せるアイデアやノウハウが明星食品には詰まっているのではないか、と思いました。実際の店舗の味をカップ麺にするより、カップ麺の会社がラーメン屋を出す方がもしかしたらワクワク感はあるかもしれない。
そんなことを考えてしまうほど、今回の商品はアイデア性や味の完成度が非常に高かったです。
明星食品の狙いとはズレてしまいますが、自分で好きな具材を買ってきてより本格的な状態でこの商品を食べるというのもアリだと思います。カップ麺としてはやや高めの料金設定ですが、そう考えるとコスパは良いと思います。
ぜひ試していただきたい一品でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本日もごちそうさまでした!
コメント