かっぱ寿司で「冬の寒ぶり祭り」が全店舗で始まった!期間は12月3日~12月26日まで。
久々にかっぱ寿司を訪問しましたが、回転寿司チェーン戦国時代の中でかっぱ寿司が目指している方向性も見えてきたのであわせてご紹介します!
既存の回転寿司とは一線を画す戦略
久々に訪れてみたら色々な部分を本格的にグレードアップしていました。
色々な部分をグレードアップして回転寿司チェーンから本格的な寿司屋を目指した取り組みを行っています。
そういった試みは食材以外にも随所で見られ、まず回転レーンの上にまわる寿司がなくなっています。寿司は常にタッチパネルでオーダーした分のみが回転レーンで流れてくるシステムで永遠とフリーの寿司がまわっている光景がなくなっていました。
これは賛否両論あるところでしょう。わたしなんかはあの、何が次くるんだろう?とワクワクするようなまわっている寿司が好きでしたが、衛生面や食材ロスの観点からこうなることはある意味時代の流れ上仕方ないのかもしれません。
そして写真はないですが、ドリンクを運ぶロボット「Servi(サービィ)」を導入しています。通常回転寿司チェーンではドリンクのオーダーなどをすると店員さんが配膳してきていましたが、かっぱ寿司ではこのロボット「Servi(サービィ)」 が席までドリンクを運んできて、『お待たせしました』の声までついています。なんだかものすごい未来的。
この「Servi(サービィ)」 の導入によって人員の減少にも対応できるとの狙いのようです。
寒ぶり集合!
さぁ!今回の目的はぶりです!
テーブルにつくとぶりぶりぶり!
寒ぶりは越冬や産卵に向けたくさんエサを食べたっぷり脂がのっているのがこの時期。そんな寒ぶりを「活〆」「炙りしゃぶ」「なめろう」とバリエーション豊かに展開。更に「白子」や「あん肝」「あんこう」などの冬ならではのメニューが脇を支えます。
寒ぶりを中心に期間限定メニューをざっくりと頼んでいきました。
寒ぶりにみょうが、大葉、しょうが、青ねぎの薬味をあわせて店内でたたいて仕上げたメニューです。味付けは合わせ味噌とかっぱ寿司オリジナルだし醤油を使用したこだわりの逸品。
味は大葉やみょうがといった薬味の存在感を強めに感じるメニューですが、その中に合わせ味噌やだし醤油の味付のなめろうのコクを感じるような商品でした。
内容はのどぐろ、本ずわい蟹ほぐし身、活〆寒ぶりの3貫です。
主役の寒ぶりは、水揚げ後一度も冷凍せずに店舗に届けられた鮮度抜群の商品です。食べてみると思っている以上に脂がのっていてびっくり!甘みを感じるような味でとにかく脂がたっぷり。
のどぐろは炙りが入った品ですが、これまた脂がたっぷり!穴子に更に脂をのせたような感想。
本ずわい蟹ほぐし身は小ぶりながらも蟹の味を強く感じる一品になっており満足度の高い商品でした。
活〆寒ぶり炙りしゃぶの3種のバリエーション。手前からポン酢ジュレ(1貫165円税込)、おろしのせ (1貫165円税込) 、塩レモン (1貫165円税込) です。
脂たっぷりの寒ぶりを品を変えながらさっぱりと食べられる商品。
1貫で220円(税込)とひときわ際立つ商品ですが、こちらは更に脂がのりまくっています。 これだけを食べ続けると胸やけするんじゃないかと思うぐらい脂がのっていて美味いです。 見た目でも脂の照りが伝わると思いますが、本当に醤油をはじくほどの脂で大満足の一品です。
ぶり以外のメンバー
ユニークなネーミングのこちらの商品は、白子のぷりっとした食感とあん肝のコクが強い品なんですがその中でも白子のおかげでクリーミーな後味に仕上がっています。
こちらもあん肝のコクが前面に出ており、ポン酢感は薄め。
店内の寒ぶり祭りのところにこちらもあったので注文してみました。これは一番衝撃を受けた品でした。とにかく歯応えが強力な弾力!今まで食べたまぐろでこんな食感は味わったことがなかったのでびっくりしました。適度な脂の具合で食べやすく、強力な弾力は食べ応え抜群です。
こちらはそんなまぐろのはらみを炙って塩で味付けしたもの。強力な弾力はそのままに炙った分香ばしさがあります。塩とレモンでさっぱりと食べられる品ですが、正直塩加減はそれほど感じませんでした。
白子軍艦は白子がぷりっぷりの食感で印象的。白子が淡泊な味な分、ポン酢ジュレの酸味が強く感じられる品です。いか刺しとたくあんの松前は、いかの食感とごはんに合うような味付の松前漬けが絶妙なマッチング。多少甘みを感じる仕上がりです。
茶碗蒸しでありながらそれを忘れさせるようなあん肝のコクがかなり印象的です。これが330円(税込)はかなり安く感じる商品。
こちらはあんこうの唐揚げ。
白身でさっぱりしているんですが、その中でも脂をしっかり感じる唐揚げでビールがよく合う味だと思います。
寒ぶりの美味さを余すところなくご賞味あれ!
今回様々食べましたが、一番はなんと言っても寒ぶり!特に「活〆寒ぶりはらみ」(1貫220円税込)は脂がこれでもかとのっていてこれだけでも食べにくる価値があると思わせる商品でした。正直、回転寿司でこの価格で食べられるのは贅沢な感覚を覚えます。
そして意外にも印象に残ったのは「天然鮪(まぐろ)はらみ」(2貫220円税込) でした。この強力な弾力を感じる歯応えはぜひ皆さんにも体感してほしいです。肉厚でここまで弾力を感じるまぐろというのは経験がなかったので、非常に印象深い一品でした。
期間は12月3日~12月26日まで。 寒ぶりの美味しい季節を逃さずに!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本日もごちそうさまでした!
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