京都北白川ラーメンを提供するチェーン店【ラーメン魁力屋】で2021年11月1日から「京都漆黒醤油ラーメン」が期間限定で販売スタート。
実はこの「京都漆黒醤油ラーメン」は、魁力屋ファンからすれば冬の定番メニューらしく、昨年も12月1日から販売スタートしていた冬季限定メニューのようです。
どうしても食べてみたくて今回足を運んでみました。
京都漆黒醤油ラーメン(825円税込)
期間限定ですが、終了期間は設定されておらず、予定販売数量に達したら終了になるようです。
去年との違いは、生卵入りの月見バージョン(869円税込)がメニューに設定されていることだそう。去年はオーダー時に生卵の有無を聞かれたようですが、今年はあらかじめメニューに組み込まれています。
先ほど冬の定番と書きましたが、今年で4年目とのこと。
魁力屋には看板商品に「特製醤油ラーメン」がありますが、それとは違い、醤油の香りとキレがあるのが特徴。スープはネギをふんだんに使用した「特製ネギ油」が鉢いっぱいに広がるものに仕上がっているとのこと。
楽しみです。
実は魁力屋初訪問
色々と語ってきましたが、実はわたくし魁力屋初訪問です。以前、Uber Eatsで頼んだことが1回あるのですが、実際の店舗に来るのは初。まず驚いたのがこちら。
『へぇ~、麺の硬さと背脂の量聞かれるんだ~』と思っていたら、一番下。
ねぎ入れ放題!?
卓上にねぎがセッティングされています。これはねぎ好きとしては歓喜。ついでにたくあんも取り放題のようです。
他にも卓上はバラエティ豊かです。中濃ソースはハムカツなどもあるからでしょうが、ラーメン屋にあるのは異様ですね。
初訪問なので通常メニューも新鮮です。味噌や塩もあるのは知りませんでした。
サイドメニューやお子様向けメニューなども充実しているのは、チェーン店の強みのような気がします。
漆黒を食べてみる!
そんなこんなでいちいち色んなことに驚きながらも 「京都漆黒醤油ラーメン」 を注文。せっかくなので月見付きにしました。
こちらのラーメンも他のと同様麺の硬さと背脂の量を聞かれました。とりあえずスタンダードな状態を食べてみたかったので全部普通でと答えると、『こちらのメニューはもともと背脂が入っていないのでなしでよろしいですか?』と店員さんが丁寧に教えてくれました。なしで大丈夫です!
卵は別で小皿で提供スタイル。それっぽく黄身だけ丁寧に分けて投入。
それにしても黒いですね!この見た目の感じは「新福菜館」を意識しているのでは、と思われます。
黒いラーメンと言えば富山ブラックが最近では有名ですが、「新福菜館」も黒いラーメンが特徴で京都発祥のラーメンです。見た目が似通っていますし、同じ京都のラーメンということで「新福菜館」を想像してもらう狙いがあったような気がします。
浮いている油は情報によると「特製ネギ油」のようですね。
味は見た目と違ってあっさりしていてそこまで濃くもないです。キレのあるスープとありましたが、確かにそんな印象があり、雑味のない醤油まっすぐなスープという感じでした。
見た目が黒いのでギャップに驚くかも。
麺は細麺のストレート。なるほど細麺だから硬さを聞くのか。
この麺ですが食べてちょっと驚いたのが、スープだけだとそんな濃く感じなかったのに麺を食べたら濃く感じました。いや、濃い味が好きなので歓迎なんですがこれってどういうカラクリ?って感じ。
麺に絡んでるのも同じスープなのに???
自分の想像以上にスープが絡みやすい麺で濃く感じたのか?ちょっと不思議な感覚でした。
チャーシューは薄切りのほろほろで食べやすい。
そして取り放題のねぎを
どっさり投入できます。これは幸せ~!
特製醤油九条ねぎラーメン(913円税込)
わたしと同じくネギ好きの方にはこんなおすすめメニューもございます。
やはりこちらも京都の名産九条ネギどっさり!そして普通で頼んだんですが背脂も結構入ってますね。
これでもかと九条ねぎが積みあがっています。
緑部分の面積が多く、先が細い九条ねぎを存分に味わえるラーメンです。ちなみにこちらは1日数量限定メニューのようです。これだけ九条ねぎを使っていますからその日の九条ねぎがなくなり次第という事でしょう。確か「来来亭」にも同じようなネギラーメンがあったような?
期間限定ではなく通常のメニューですが、ねぎは収穫時期によって辛みの強いものもあるようです。しかしその辛みはアリシンという物質によるもので血行を良くしたり、体を温める作用があるとか。また、疲労回復や風邪の予防にも効果があるようです。
味は京都ラーメン!といった感じ。わたしは京都ラーメン好きなので好みでした。
京都ラーメンってどんな感じ?というとやはり背脂醤油でしょう。背脂は見た目の割にはあっさりしていて、ただしょっぱさは濃いめ。不思議なものでこちらの方が先ほどの 「京都漆黒醤油ラーメン」よりも味が濃いです。見た目とは逆ですね。
味がどこかで食べたラーメンに似てると思い、記憶を辿ってみたら多分ここでした。
京都の老舗「ますたに」です。
やはりここも背脂醤油であっさりしながらコクのあるラーメンで、恐らくわたしの京都のラーメンの印象はここで作られている気がします。
おまけの焼きめし(小)
こちらの焼きめし(小)はラーメンにプラス264円(税込)でつけられます。
味はザ・町中華といった味でチャーハン好きにはハマる味だと思います。また、この焼きめしがラーメンのスープに合うんです!分かる人には分かると思います。
12/1からは新たな新メニューも
さらに12/1より新たな期間限定の新メニューが登場してます。
京都柚子胡椒唐揚げです。これはこれでごはん食べられそうですね!
ラーメンのカロリーと感想
魁力屋はHP上でカロリーも掲載しておりました。
それによると月見入りの京都漆黒醤油ラーメンは889kcalで特製醬油九条ねぎラーメンは736kcalでした。京都漆黒醤油ラーメンは月見がない通常バージョンは738kcalだったので、卵って結構カロリー高いですね。。。
全体的な感想としては美味いし、本文では書いてませんでしたが提供時間がめちゃくちゃ早かったです!そのせいもあってか、サラリーマンや恐らく肉体労働関係だろうというお客さんも多かったです。昼休憩時に提供時間早いのは助かりますよね。
そしてラーメンがそこまで熱々じゃなかったです。これは好みがあると思うんですが、必ずしも熱々がいいってお客さんばかりじゃないと思うんです。実際、わたしはガツガツ食べたいけど猫舌気味なので熱々より少し落ち着いた温度のラーメンが助かります。そういった面でもわたしはこの点は嬉しかったです。
正直チェーン店でここまでの京都ラーメンが食べられるとは思いませんでした。皆さんもぜひ体感してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本日もごちそうさまでした!
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