今回は、マルちゃん主催「Ramenグランプリ2021-2022~あなたのいいねがカップ麺になる~決定戦!」の「異種格闘技部門」で、見事優勝を果たした【bubblegum.(バブルガム)】の「本気盛 京都classic中華そば」を食べてみました。
「スープ飲み欲しくなる部門」「白飯欲しくなる部門」に続く第3弾は「異種格闘技部門」と分かりにくい部門ですが、選考基準は「ラーメン店ではないラーメン」とのことで「異種格闘技部門」と名付けられたようです。
「スープ飲み欲しくなる部門」「白飯欲しくなる部門」はこちらから↓
今回は「スープ飲み欲しくなる部門」と同じ「本気盛(マジモリ)」での販売です。
それではいってみましょう!
bubblegum.(バブルガム)とはどんなお店?
「異種格闘技部門」ということでラーメン店ではないわけですが、なんのお店かと言いますと、普段はイタリアン&フレンチを中心としたレストランです。
創業は2021年1月なんですが、そもそものはじまりは2014年12月にオープンした【sketch.(スケッチ)】というお店。「黒こしょうたっぷりのカルボナーラ」が話題となり予約が殺到。しかし、そればかりが注目される現状に、他の料理も食べてもらいたいという思いが強くなり2020年2月に惜しまれつつも閉店。
その後、2021年1月に【bubblegum.(バブルガム)】として再オープン。【sketch.(スケッチ)】時代の人気メニューであったカルボナーラは時短営業中のみ限定販売しているとのことです。
店主の廣瀬圭介さんは週3~4でラーメン店に足を運ぶラーメン通。2020年には好きが高じて京都の施設で2週間【白楽天ラーメン】という屋号で実際にラーメン店を出した経験も持ちます。
今回商品化に至った「本気盛 京都classic中華そば」は同店の人気メニュー「豚そばclassic」の味をカップ麺に再現したもの。店主の廣瀬圭介さんは京都の昔ながらの甘みのある豚骨ベースの醤油ラーメンが好きとのことで、その味に鰹と昆布、煮干しの魚介の旨味を加えてオリジナルの京都ラーメンに仕上げているのが「豚そばclassic」とのこと。また、京都ラーメンのスタイルのひとつでもあるスープに豚の背脂が散ったいわゆる背脂チャッチャ系も再現しているようです。
イタリアンのシェフが作る昔ながらの京都ラーメンとは気になる一品です。
本気盛 京都classic中華そば(237円税込)
2022年3月7日発売、内容量102g(めん80g)
希望小売価格 | 220 円(税抜価格) |
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内容量 | 102g(めん80g) |
発売日 | 2022年03月07日 |
JANコード | 4901990371100 |
販売エリア | 全国 |
レストランが手掛ける本気の一杯!というのはなかなかのパワーワードです。豚骨ベースの醤油に背脂という昔ながらの京都ラーメンをイメージした商品です。こういうスタンダードなラーメンというのはカップ麺にするのが意外と難しい印象ですが、果たして出来はどうでしょうか?
原材料とカロリー
豚骨ベースの醤油ということで、添付調味料にはポークエキスやしょうゆがはじめに並んでいます。そして【bubblegum.(バブルガム)】特有の鰹と昆布、煮干しの魚介の旨味は、魚介エキスで再現。
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白)、添付調味料(ポークエキス、しょうゆ、砂糖、食塩、豚脂、魚介エキス、香味油脂、酵母エキス、香辛料、こんぶエキス)、かやく(背脂加工品、味付豚肉、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
本気盛 京都classic中華そば | 商品情報 – 東洋水産株式会社 (maruchan.co.jp)
カロリーは458kcalということで、縦型BIGサイズとしては低めのカロリー。「スープ飲み干したくなる部門」優勝の「マルちゃん 本気盛 貝だし塩そば」が475kcalでしたので、今回はそれより更に低い数値です。
エネルギー | 458kcal |
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めん・かやく | 369kcal |
スープ | 89kcal |
たん白質 | 9.7g |
脂質 | 20.7g |
炭水化物 | 58.1g |
食塩相当量 | 6.0g |
めん・かやく | 2.1g |
スープ | 3.9g |
ビタミンB1 | 0.33mg |
ビタミンB2 | 0.38mg |
カルシウム | 214mg |
アレルギー物質表はこちら。
開封
縦型のカップ麺なので、かやくと粉末スープがすでに入っています。かやくは、背脂加工品・味付豚肉・メンマ・ねぎです。白っぽく見えるのが背脂加工品だと思いますが、なかなか見かけない見た目ですね。
実食
熱湯待機時間は3分。
完成です。縦型の為、背脂チャッチャ系なのがわかりにくいのがもったいない!
スープをよくかき混ぜると背脂が出てきました。味は背脂の甘みなどはそこまで感じませんが、キレのある懐かしい醤油味がダイレクトにきます。シンプルな醤油かと言われればそうなんですが、それでいて魚介の旨味がほのかに感じられ飽きの来ない味に仕上がっている印象です。
麺は適度にもっちりとしていて、ちぢれた麺がスープをよく吸い上げている印象です。シンプルだからこそ難しい部分があると思いますが、ポークエキスや魚介エキスのコクがほのかに感じられ、最後まで美味しく食べられる安定の味です。
まとめ
今回は「異種格闘技部門」で、見事優勝を果たした【bubblegum.(バブルガム)】の「本気盛 京都classic中華そば」をいただきましたが、これまでの3種類の中で一番王道で安心の出来る中華そばでした。まさに懐かしさを感じる中華といった印象なんですが、その中でもポークエキスと魚介エキスのコクがあり飽きの来ない味に仕上がっています。
イタリアンのシェフが作るラーメンということでちょっと洒落たラーメンを作りそうなものですが、至ってシンプルな王道中華を作るあたりにラーメンへのリスペクトを感じます。
今までの3種類の中では一番万人受けするカップ麺が出来上がったのではないでしょうか。シンプルさが尾を引きます。
気になる方はぜひ食べてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本日もごちそうさまでした!
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